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参考資料


[参考1] 国際防災学会インタープリベント(INTERPRRAEVENT)

(1)目的
 国際防災学会インタープリベントは、洪水、土石流、地すべり、雪崩などによる災害の防止・軽減に関する学際的な研究を促進し、併せて防災技術・知識の普及を図ることを目的として、行政組織の技術者と大学などの研究者が連携して組織された防災に関する総合的な国際学会である。

(2)本部所在地
 本部はオーストリア・クラーゲンフルトのケルンテン州政府河川水利局内

(3)組織・体制
 会長   Dipl.-Ing. Kurt Rohner(オーストリア・ケルンテルン州水利局長)
 副会長  武居有恒(環太平洋インタープリベント代表/京都大学名誉教授)、他3名
 理事   丸井英明(環太平洋インタープリベント事務局長/新潟大学教授)、他27名

(4)設立の経緯
 学会の設立は、オーストリアの内外で1965年、1966年と相次いで深刻な洪水・土砂災害が発生したこと、スキー場や宿泊施設、道路等の山間部への拡大による急激な災害の増加に対する危機意識から、1967年クラーゲンフルトに災害防止に関する種々の領域の研究者及び技術者が集まり、「自然災害の要因と原因及びその防止の技術的可能性」について討議したのが始まりである。翌1968年に、ケルンテルン州政府河川水利局に学会本部を設置し、その後ほぼ4年毎に大会(シンポジウム)を開催している。

[参考2] INTERPRAEVENT(インタープリベント)の語源

 ドイツ語で「Interdisziplinare Pravention」(「地質・地形・環境・森林・気象・水文・土木等を取り入れた学際的な防災」)という言葉の「Inter」と「Pravention」(英語のアルファベットで表示する時はaがaeになる。)をつないだ略称です。

[参考3] 開催年と開催地

インタープリベント1967
 開催地:オーストリア・クラーゲンフルト
 テーマ:洪水と地域計画(原因、予防、対策法)
 出席者:5カ国より180名

インタープリベント1971
 開催地:オーストリア・クラーゲンフルト
 テーマ:アルプス地域における気象災害の予防の限界と可能性
 出席者:13カ国より350名

インタープリベント1975
 開催地:オーストリア・インスブルック
 テーマ:アルプスの生活空間の防護
 出席者:14カ国より457名

インタープリベント1980
 開催地:オーストリア・バート・イシュル
 テーマ:洪水防御と地域整備における自然災害予防のための自然空間解析
 出席者:17カ国より353名

インタープリベント1984
 開催地:オーストリア・フィラッハ
 テーマ:洪水における調整
 出席者:14カ国より327名

インタープリベント1988
 開催地:オーストリア・グラーツ
 テーマ:洪水、土石流、雪崩の危険に対する人間の生活空間の防御
 出席者:24カ国より578名

インタープリベント1992
 開催地:スイス・ベルン
 テーマ:洪水、土石流、雪崩の危険に対する人間の生活空間の防御

インタープリベント1996
 開催地:ドイツ・ガルミッシュ・パルテンキルヘン
 テーマ:洪水、土石流、雪崩の危険に対する人間の生活空間の防御
 出席者:18カ国より418名

インタープリベント2000
 開催地:オーストリア・フィラッハ
 テーマ:洪水、土石流、雪崩に対する持続可能な防御
      人間の生活空間の安全確保:戦略、計画、対策
 出席者:17カ国より388名

[参考4] 過去の国際砂防行政官会議の実績

第1回 スイス ベルン(インタープリベント1992)
参加国: 日本、オーストリア、バイエルン(ドイツ)、スイス
第2回 ドイツ ガルミッシュ・パルテンキルヘン(インタープリベント1996)
参加国: 日本、オーストリア、バイエルン(ドイツ)、スイス、南チロル(イタリア)、トレント(イタリア)、フランス、スロヴェニアなど
第3回 オーストリア フィラッハ(インタープリベント2000)
参加国: 日本、オーストリア、バイエルン(ドイツ)、スイス、中国、トルコ、イタリアなど


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