インタープリベント2002 |
1.目 的 |
1967年からヨーロッパアルプス諸国において開催されてきた国際防災学会「インタープリベント」がこの度、初めてヨーロッパを離れ環太平洋地域を代表して長野県松本市にて「インタープリベント2002」として開催されることとなった。4年に一度開催されているが、土砂災害に関して定期的に開かれている会議はインタープリベントだけである。
日本国内はもちろんのことアジアをはじめとする環太平洋地域の国々やヨーロッパアルプス諸国等、世界各国の防災関係の研究者・技術者のために、防災に関する幅広い学術交流の場を提供すると同時に、日本の砂防などに関する先進的な学問・技術水準を海外諸国に提示し、世界各国の防災技術の発展に資するものである。
|
2.テーマ |
豪雨、台風、地震、火山による
「洪水、土石流、雪崩に対する生活空間の防御」
|
3.名 称 |
「インタープリベント2002」
(The International Congress INTERPRAEVENT
2002 in the Pacific Rim)
|
4.開催日時 |
平成14年10月14日(月)〜平成14年10月18日(金)
|
5.参加者 |
日本国内:約320人 海外:14カ国約80人 合計約400人
|
6.会 場 |
長野県松本文化会館(長野県松本市)
|
7.主 催 |
国際防災学会 環太平洋インタープリベント
|
8.共 催 |
(社)砂防学会
|
9.後 援 |
国土交通省、林野庁、長野県、松本市、日本林学会、日本地すべり学会、日本応用地質学会、IUFRO-Japan、IUFRO-S8.04(Natural Disasters)、信濃川・姫川水系砂防工事促進期成同盟会
|
国際砂防行政官会議 |
1.目 的 |
1992年のベルン会議において日本の建設省砂防部の提唱で、学問、技術面の情
報交換だけでなく、行政面に関する情報交換や問題点を討議するための場として、インタープリベントの会期中に国際砂防行政官会議(砂防行政官サミット会議)が開催されるようになった。これまでスイスのベルンでの第1回会議についで、ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘンで第2回会議、さらにオーストリアのフィラッハで第3回会議が開催されている。
今回、松本で開催される「インタープリベント2002」の開催に合わせ第4回砂防行政官会議が開催されるものである。
|
2.日 時 |
平成14年10月15日(火) 17:30〜19:00
|
3.場 所 |
松本市 ブエナビスタホテル 会議室
|
4.主な出席者 |
日本国 |
国土交通省砂防部長 |
岡本 正男 |
|
国土交通省砂防部 砂防計画課長 |
近藤 浩一 |
オーストリア |
農林省砂防部長 |
Maria Patek |
スイス |
水・地形事務所次長 |
 |
ドイツ |
バイエルン州水利局長 |
 |
イタリア |
トレント自治州 |
Stefano Cappelletti |
フランス |
フランス山岳景観・生態研究所 |
F.Rey |
チェコ |
チェコ森林・狩猟管理研究所 |
M.Jarabac |
ロシア |
ロシア雪崩保全センター |
P.Chemouss |
ハンガリー |
ハンガリー国立水庁水資源管理・情報局
シニアカウンセラー |
A.Gilyen |
タイ |
タイ王立かんがい局長 |
K.Lorsirirat |
|