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河川局

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記者発表

一級水系・木曽川水系揖斐川支川杭瀬川及び相川、泥川 河川等
災害関連事業(関連事業)・河川等災害復旧事業及び
河川災害復旧等関連緊急事業(直轄復緊事業)の概要


1.出水の状況
 台風6号は四国の南海上から東海地方沿岸に沿って北上し、梅雨前線を刺激し、非常に強い雨が岐阜県西濃地方の山間部を中心に降り、木曽川水系揖斐川流域の根尾(ねお)地点において最大時間雨量111mm、総雨量562mmに達する記録的な豪雨となり、各点の総雨量は黒津(くろつ)397mm、上大須(かみおおす)506mm、下山(しもやま)405mmに達しました。揖斐川の基準地点である「万石(まんごく)地点」では、7月10日12時20分にT.P.12.38mを記録し、計画高水位及び既往最高水位を上回る洪水となりました。
 また、揖斐川支川杭瀬川流域の谷(たに)観測所においては、時間雨量56mm、日雨量301mmの記録的な豪雨となり、杭瀬川においては観測史上2番目のT.P.8.57m(H2.9洪水T.P.8.63m)を記録しました。この洪水により、支川流域の、大垣市、養老町、垂井町では3,252世帯10,901人に避難勧告が出され、床上浸水343戸、床下浸水316戸の甚大な被害となりました。

2.河川等災害関連事業(関連事業)・河川等災害復旧事業及び河川災害復旧等関連緊急事業(直轄復緊事業)の概要
 台風6号が引き起こした出水により被害を被った杭瀬川流域において、上流部の県管理区間の支川相川及び泥川では河川等災害関連事業(関連事業)・河川等災害復旧事業、下流部の国管理区間では河川災害復旧等関連緊急事業(直轄復緊事業)を緊急的かつ重点的に実施することにより、再度災害の防止と抜本的な治水対策を図ります。

○河川等災害関連事業(関連事業)・河川等災害復旧事業の概要
・事業主体: 岐阜県
・事業位置: 岐阜県大垣市、不破郡垂井町
・延 長: 相川 L=550m
泥川 L=960m
・主な事業内容: 相川 河道掘削 10,000m3、護岸工 470m
泥川 護岸工   570m
・事業費: 259百万円
・工期: 平成14年度〜平成16年度

○河川災害復旧等関連緊急事業(直轄復緊事業)の概要
・事業主体: 中部地方整備局
・事業位置: 岐阜県大垣市、養老郡養老町
・延 長: 杭瀬川 L=5,800m
・主な事業内容: 築堤 1,660m、河道掘削 230,000m3 護岸工 5,820m
・事業費: 6,900百万円
・工期: 平成14年度〜平成17年度


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