ホーム >> 政策・仕事  >> 河川トップ  >> 記者発表  >> 過去情報

河川局

Topics 記者発表

3.河川(湖沼等を含む)の水質


○健康項目はほぼ基準値を満足

・人の健康の保護に関する環境基準は、公共用水域に一律に適用されるものとして、従来23項目が定められていたが、平成11年2月に3項目追加され、現在26項目※1となっている。
・平成14年の人の健康の保護に関する項目の調査は、全国の一級河川961地点(総検体数62,981検体)で実施した。その結果、環境基準を満足できなかった地点は、砒素が2地点、ふっ素が2地点及びほう素が10地点であった。それ以外の地点では全て環境基準を満足していた。なお、ふっ素及びほう素の超過地点は感潮区間内にあり、海水の影響を受けたものと推定される。

○要監視項目は全て指針値を満足

・「要監視項目」は、人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域における検出状況等からみて、現時点では直ちに環境基準健康項目とせず、引き続き知見の集積に努めるべきと判断されているものである。従来25項目が選定されていたが、このうち3項目が平成11年2月に環境基準に移行したことから、現在22項目※2が対象とされている。
・平成14年の要監視項目の調査は、全国の一級河川426地点で総検体数11,018検体について実施した。その結果、すべて指針値を満足していた。

※1














カドミウム
全シアン
六価クロム
砒素
総水銀
アルキル水銀
PCB
ジクロロメタン
四塩化炭素
1,2−ジクロロエタン
1,1−ジクロロエチレン
シス−1,2−ジクロロエチレン
1,1,1−トリクロロエタン
1,1,2−トリクロロエタン
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
1,3−ジクロロプロペン
チウラム
シマジン
チオベンカルブ
ベンゼン
セレン
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
ふっ素
ほう素
※2








イソキサチオン
ダイアジノン
フェニトロチオン(MEP)
イソプロチオラン
オキシン銅(有機銅)
クロロタロニル(TPN)
プロピザミド
クロロホルム
トランス−1,2−ジクロロエチレン
1,2−ジクロロプロパン
p−ジクロロベンゼン
EPN
ジクロルボス(DDVP)
フェノブカルブ(BPMC)
イプロベンホス(IBP)
クロルニトロフェン(CNP)
トルエン
キシレン
フタル酸ジエチルヘキシル
ニッケル
モリブデン
アンチモン


平成11年2月に要監視項目より追加



目次に戻る 戻る   進む

Copyright© 2007 MLIT Japan. All Rights Reserved.

国土交通省 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3

アクセス・地図(代表電話)03-5253-8111