ストックホルム水週間(Stockholm Water Week, 8月10日〜16日)の初日の8月10日(日)13:30〜16:00に、国際洪水ネットワーク(IFNet)第1回総会がストックホルム市内のストックホルムシティ・コンファレンス・センターで開催されました。
今回の総会には、オランダ、スウェーデン、ザンビア、世界気象機関、アジア開発銀行等の国または国際機関より60名を超える参加がありました。
総会では、正副議長、事務局長(ともに任期3年)が選出されるとともに、これまでのIFNetの準備、活動報告がなされ、今後の活動計画等が承認されました。今後、このような体制のもと、IFNetを引き続き推進し、世界の洪水被害の軽減に向けた活動を行っていくことが参加者と確認されました。
特に、国土交通省がNASDA(宇宙開発事業団)とともに推進するプロジェクトで、衛星を用いて、地球全体の降雨量を計測し、その降雨データを用いて、洪水警報を発するグローバル・フラッド・アラート・システム(Global Flood Alert System : GFAS)について、特に降雨観測施設の不十分である発展途上国を中心に大きな期待が寄せられました。 |