1.派遣の目的
新潟県中越地震により新潟県内各地で地すべりや山腹崩壊等の土砂災害が多発し被害が生じている。今後も余震や降雨により新たに地すべり等の土砂災害発生の危険性が高いことから、早急に人命に影響を及ぼすおそれのある土砂災害危険箇所等を点検し、2次災害防止に寄与することを目的とする。
なお、本派遣は、新潟県知事からの要請に基づき実施するものである。
2.点検日時
平成16年10月27日(水)〜10月31(日)の5日間
3.対象市町村
新潟中越地震の震度5弱以上の地域において、地すべりや山腹崩壊が集中しており、人命に影響を及ぼす恐れの高い箇所を有する市町村を対象とする。
調査予定市町村(16市町村:これまで観測された地震での最大震度で整理) |
震度6強 | : | 小千谷市、十日町市 |
震度6弱 | : | 栃尾市、長岡市、安塚町、川西町、六日町、越路町、中里村 |
震度5強 | : | 小出町 |
震度5弱 | : | 広神村 |
震度不明 | : | 山古志村、守門村、堀之内町、川口町、大和町 |
4.点検対象地域
土砂災害危険箇所を中心に人家等に著しい影響を及ぼす恐れのある地すべりや崖くずれ等の可能性のある箇所を対象に点検を行う。立ち入りが困難な地域については、別途実施する。
5.土砂災害対策緊急支援チームの体制
土砂災害対策緊急支援チームは、国土交通職員、都道府県職員及び砂防ボランティアより編成される。なお、北陸地方整備局湯沢砂防事務所破間川(あぶるまがわ)出張所に現地本部を設置する。
1)土砂災害対策緊急支援チーム現地本部
(1)構成
本部長 | 杉浦 信男 | 国土技術政策総合研究所危機管理技術研究センター長 |
構成員 |
| 国土交通省河川局砂防部 |
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| 北陸地方整備局 |
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| 新潟県土木部 |
(2)本部設置場所等
本部:北陸地方整備局湯沢砂防事務所破間川出張所
住所:北魚沼郡湯ノ谷村大字井口新田字下原242−5
2)点検チーム参加機関
(1)構成
国土交通省関係組織
北陸地方整備局 | : | 湯沢砂防事務所、松本砂防事務所、立山砂防事務所、金沢河川国道事務所、飯豊山系砂防事務所、神通川水系砂防事務所、阿賀野川河川事務所 |
関東地方整備局 | : | 利根川水系砂防事務所 |
(独)土木研究所 | : | 新潟試験所 |
(2)都道府県
新潟県、山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県、石川県
(3)砂防ボランティア
| 直轄関係ボランティア団体 |
| 湯沢砂防、松本砂防、立山砂防、飯豊山系砂防、阿賀野川砂防、(利根川水系砂防:依頼中)の各直轄関係ボランティア団体 |
| 県内及び隣県の砂防ボランティア団体 |
| 富山県砂防ボランティア協会外6県に依頼中 |
(4)体制
1チーム3名を基本とする。
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問い合わせ先 |
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国土交通省 河川局砂防部砂防計画課 |
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| 砂防計画調整官 | 大野 宏之 |
| 課 長 補 佐 | 小林 幹男 |
| 電話03-5253-8111(内線36102・36152) |
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