７月１９日に梅雨前線による豪雨により天竜川の水位が上昇し、堤防が決壊した長野県上伊那郡箕輪町松島北島地先へ、堤防決壊原因の調査のため、２０日午前、河川工学の専門家を派遣します。

○派遣専門家

豊口　佳之　河川局治水課課長補佐
山下　武宣　国土技術政策総合研究所河川研究部河川研究室長
福島　雅紀　国土技術政策総合研究所河川研究部河川研究室主任研究官
古本　一司　土木研究所材料地盤研究グループ土質チーム主任研究員

○派遣目的地の被害状況（７月１９日１４時時点）
＜堤防決壊状況＞

• 長野県上伊那郡箕輪町松島北島地先
• ７月１９日午前１０時頃、長さ約６０ｍ、幅約５ｍ、高さ約２ｍの堤防が決壊
• 現在までに上下流に侵食が拡大、現在約１２０ｍに拡大
• 田畑浸水、人家、国道１５３号及び鉄道への影響について引き続き調査中
• 現在、侵食箇所に大型土のう、ブロックを投入し、侵食の拡大防止を図っている

堤防決壊箇所 （PDFファイル　KB）

天竜川決壊現場（おおむねの位置） （PDFファイル　KB）