1.主旨
全国の河川空間の親しみやすさを、市民と共同で調査を行い評価することで、その結果から、良い点・悪い点を把握し、河川整備や日常の維持管理等に反映し、良好な河川空間の保全、整備を図っていきます。
2.調査の概要
全国109水系230河川682箇所において調査を実施します。
この「川の通信簿」は、河川内で利用が想定される箇所を選定し、市民と河川管理者が、現地において共同して河川の利用しやすさを評価するものです。平成15年度に230河川669箇所で約15,000人の参加を得て実施しており、今回が2回目になります。
前回の点検では、市民からの様々な意見を踏まえて、環境保全等のため対応できない箇所を除き、約9割で改善が図られています。
また、本調査では、星の数により総合評価を行うこととしています。前回は、満点の5つ星評価の箇所が5箇所、4つ星評価が285箇所、3つ星評価が353箇所、2つ星評価が25箇所、1つ星評価が1箇所ありました。今回も前回と同様の点検を行い、各地域毎に川の通信簿を作成し、今秋公表する予定です。