砂防事業の事業評価については、平成10年度より新規事業採択時評価及び事業中の再評価を実施し、平成15年度より事業完了後の事後評価を実施しているところであり、「土石流対策事業の費用便益分析マニュアル(案)」等に基づき費用便益分析を実施するとともに、その他の事業効果などを加味した総合的な評価などを実施しているところであります。
昨今の砂防事業を取り巻く環境の変化の中で、これまでの事業評価の運用実績、各地の事業評価監視委員会等における評価手法に関する意見、新たな知見や最新データなどを踏まえ、費用便益分析を含む事業評価手法について見直しを行うことを目的に「砂防事業の評価手法に関する研究会」を開催しています。