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審議会等の情報 大規模降雨災害対策検討会


第1回大規模降雨災害対策検討会
(議事録)


1.開   会

(事務局) それでは、ただいまより大規模降雨災害対策検討会を開催いたします。
 私、本日の会議の進行を務めさせていただきます○○でございます。どうぞよろしくお願いします。
 大臣が参っておりますので、最初に一言あいさつをお願いしたいと思います。

2.国土交通大臣あいさつ

(国土交通大臣) 御紹介いただきました国土交通大臣をしております○○でございます。
 先生方におかれましては、大変お忙しい中、今日のこの検討会に御参加賜りまして、まず心より御礼を申し上げる次第でございます。
 御承知のとおり、昨年は台風が10個上陸するという大変な豪雨災害があった年でございました。昨年も当然のことといたしまして、このような大きな被災がございましたので、それを受けまして国土交通省といたしまして、さまざま対策に取り組んでまいりました。後で御紹介があるかと思いますが、豪雨災害対策緊急アクションプランを策定したり、また、通常国会では水防法の改正も行ったところでございます。
 しかしながら、今年の台風14号でございますが、宮崎県を中心にいたしまして九州地方に大きな被害をもたらしたわけでございますが、宮崎県のある地域では、連続雨量が1,300mmを超えるという、これはかつてなかった雨が降りました。また、同じく前線、台風14号による影響でございますが、秋雨前線によりまして、首都圏では例えば杉並区で時間雨量が120mmを超えると、これまた猛烈な雨が降ったわけでございます。それぞれ大きな被害が生じたわけでございますが、最近の豪雨の傾向を見ますと、先生方も御承知のとおり、一旦降り始めますと大変な量の雨が降るというのが一つの傾向でございます。そういう中にありまして、こうした大規模降雨によりまして、さまざま新たな課題が出てきておりまして、そうした課題に対応すべく、この検討会が設置されたわけでございます。これまでの対策を是非総点検をしていただきまして、必要に応じ抜本的な見直しを是非させていただきたいと考えているところでございます。
 本検討会におきまして、忌憚のない御意見をちょうだいし、十分な議論を尽くしていただきまして、大変恐縮でございますが、年内を目途に大規模降雨による水害または土砂災害対策はいかにあるべきかにつきまして、御提言を是非ともちょうだいをいたしたいと考えているところでございます。私ども国土交通省、やはり国民生活の安全と安心を確保する、これが何と言っても最優先の課題でございます。取りまとめていただきました課題につきましては、制度改正等々しっかりと反映をさせていただきたいと考えておりますので、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
(事務局) 大臣は国会の関係で途中退席いたしますが、その前に、座長を前もってお願いしております○○座長から、一言ごあいさついただければと思います。
(座長) ○○でございます。大変重要な検討会の座長を仰せつかりまして、責任の重さを感ずるわけでございます。
 昨年、豪雨災害対策総合政策委員会の委員長も務めさせていただきまして、そのときにキーワードは何かなと考えまして、少子高齢化時代の治水対策はいかにあるべきかということがキーワードではないかと思いました。したがいまして、守るべきところは守るというつもりで答申を書いたつもりでございますが、大臣の記者会見を後ろでお聞きしますと、大臣も政治理念としてそうおっしゃっておったので、我々の答申は間違っていなかったのかなと思った次第であります。
 その1年後に、またこの委員会ということで、去年と今年とどこが違うかなと思いつつ、今の大臣のお話で、やはり気象の方は国の予算とか財政状況に関係なく、だんだん荒々しくなっていると。こういう時代にどういうふうに我々は対応したらいいのか。キーワードとして、守るのは何も国土交通省の河川局だけでなくて、総員で守っていく必要があるんじゃないか。結局は、守るのは自分で守れ、そのために国や行政は何をなすべきかが課題になるのかなと思います。
 いわば、被害の在り方を家が流れるよりは、せめて床下・床上浸水で、床上浸水は床下浸水でという知恵を社会、個人、国の制度で仕組んでいく必要があるのではないか。
 そういう意味で言いますと、私はかつてニューオーリンズとハンガリーを視察したことがあります。ハンガリーでは国が総員で避難をさせています。数十万人の都市も全国に避難場所があって、みんなそこへホームステイで避難をするという形をとっているようです。ニューオーリンズでは逃げる者は逃げろと言って、放ったらかしだったように思います。せめて我が国はハンガリーみたいな地域社会で災害に遭う人を守っていく、どんな災害でもみんなで守っていくということが仕上げではないかと思います。短期間ということでございますので、恐らくこの仕上げはこの委員会の手に余ると思いますので、そのうちに道路から住宅から都市計画から全部ひっくるんで国土交通省一体で、大きな骨太の方針に仕上げなければいかんと思いますので、その段階でまた大臣の方にそういう意見を申し上げるかもしれませんが、よろしく御指導のほどお願いいたします。
 今日御列席の皆様と真剣に議論してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
(国土交通大臣) それでは、よろしくお願いいたします。
(国土交通大臣、退室)

3.委員等の紹介

(事務局) それでは、本検討会の委員を御紹介させていただきます。
 こちらの方から順番に御紹介しますので、お願いします。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 本日、○○さんが公務のため、代理の○○さんでございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 ○○委員でございます。
 なお、本日○○委員、○○委員、○○委員、○○委員、○○委員、○○委員、○○委員は、御都合により欠席されております。
 お手元に配席表をお配りしておりますので、事務局の幹部の紹介は省略させていただきます。
 引き続きまして、資料の御確認をお願いします。A4版で議事次第、資料目次と検討会委員名簿がございます。それと配席表。
 右肩の資料ナンバーでA4版で資料1、資料4。それと、東京都建設局と書いておりますA4版のもの。それと、神田川・環状七号線地下調節池のパンフレットがございます。
 大きい版になりまして、右肩に資料2、右肩に資料3−1、3−2と書いてありますもの。
 それと参考資料1と参考資料2。
 以上でございます。資料に不備がございましたら、事務局にお申しつけください。
 なお、先ほど申し上げましたけれども、本検討会の座長につきましては、あらかじめ○○委員にお願いいたしまして内諾をいただいております。
 それでは、○○座長、よろしくお願いいたします。





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