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河川局

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豪雨災害対策総合政策検討会
(議事録)


3.河川局長挨拶

(河川局長) おはようございます。委員会というか、まだきょうは検討会ということでございますが、皆様方には大変お忙しい中をお集まりいただきましてありがとうございます。また、お願いしてから時間的な余裕もないままにこういう状況になっているわけでございますが、ことしの一連の水害におきまして、従前からの水害対策に取り組んでいるシステムにいろいろ破綻といいますか、問題点が出てきたわけでございまして、これらについて幅広く総点検をかける必要があるであろうと。それから、これから抜本的な点検・強化を図っていくという趣旨でお願いということでございます。
 つい先ほど、衆議院の国土交通委員会でもこの話が出まして、来週15日に第1回目を委員会として開かせていただきますというお話をしました。それから、委員に移行していただく皆様方にいろいろお諮りする暇もなくといいますか、11月中に緊急的な部分については中間提言をいただきたいと思っていますということと、年度内に抜本的な今後の対策について提言をいただきたいというようなことを国会で話してしまいましたので、その分、お含みおきの上、よろしくお願いしたいと思うわけでございます。
 情報の関係でありますとか、水災防止の関係につきましては、別の研究会のほうでメンバーの方々にご指導いただいた面もございますが、それに加えまして施設の点検・強化の話であるとか、それから計画論そのものに言及しなければならない部分も出てこようかと思います。幅広くご議論いただければありがたいと思うわけであります。
 きょうも国会のほうでの質問としては、どうも異常気象をある程度前提にした対策を組んでいかなければ、亡くなられる方を少なくしていかなければならないし、それから一般被害がこんなに多く発生しているわけであるから、今まで例えば100分の1だとか200分の1だとか言われていたようなものに対しても、従来の計画どおりのものの考え方ではなくて、そういうものを前提にした取り組みということを、ぜひやっていかなければならないという趣旨のお話がございました。それを受けて、我々も取り組みを強化していきたいと思っておりますので、種々のご提言を賜りますれば、それらを体系的にまとめることによりまして、急ぐものは緊急に対応しますし、それから長期的な視野で考えを見直していかなければならないところについても、ぜひ対応してまいりたいと思っているわけでございます。
 本来ならば、第1回目の会議にすべきところでありましたが、きょうは準備会的な検討会になってしまいました。来週は大臣が出席して、ぜひ皆様方にお願い申し上げたいということで、よろしく伝えてくださいということでありました。大臣は今、国会で唯一国土交通省から提案している衆議院の審議と、きょうが採決というところで、答弁に当たっておりますので、お許しいただきたいということでございますので、あわせてご報告させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。





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