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河川局

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河川審議会について


VII.おわりに


 河川伝統技術は決して古い技術ではなく、変化する時代とともに、常に将来的な需要を潜在させている技術である。したがって、積極的に河川伝統技術の保全を推進し、長期的観点から将来に向けて活用を図っていくことが重要である。また、河川伝統技術そのものも重要であるが、着眼すべきはむしろその背景にある智恵であり、技術だけにこだわることなく、生活・文化を含め「河川伝統」という幅広い視点からとらえていくことが不可欠であるという認識に至った。本報告は、このような観点を大きな柱として、今後の河川伝統技術の保全と活用のあり方について提言したものである。

 本報告は、各委員からのプレゼンテーションをもとに、個別の河川伝統技術というよりも、河川伝統をとらえる考え方に力点を置いてまとめたものである。今後の本格的な調査を踏まえ、各地域において個別具体的に河川伝統技術をどう活かせるか、本答申を生かした詳細な検討が、地域の方々とともに実施されるように願うものである。






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