主要洪水

　沙流川では、昭和37年、昭和50年、平成4年、平成13年、平成15年、平成18年に被害の大きな洪水が発生しております。なかでも平成15年洪水は、既往最大規模の洪水となりました。

平成4年洪水

　平成4年8月洪水では、二風谷、富川地点で計画高水位を超過する3,310m3/s（平取地点）の流量を観測し、床上浸水50戸、床下浸水83戸の大きな被害を受けました。

平成15年洪水

　平成15年8月洪水では、全川にわたって計画高水位を超過し、5,240m3/s（平取地点）の流量を観測し、死者3名、重傷者1名、家屋全壊10戸、半壊6戸、一部破損16戸、床上浸水79戸、床下浸水172戸の大きな被害を受けました。この洪水を契機に基本高水流量のピーク流量及び河川整備計画目標流量を変更しました。

過去の主な渇水

　平成3年2月から3月にかけて沙流川の水量が減少し、平取町の上水道において取水制限が実施されました。