水管理・国土保全

  

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十勝川の主な災害

主要洪水

 十勝川では、大正8年13年にかけて洪水が頻発し、中でも大きな被害があった大正11年8月の洪水を契機に本格的な治水事業がはじまりました。その後は、昭和37年、昭和47年、昭和56年、昭和63年、平成23年、平成28年に大きな洪水が発生しています。


帯広市街地の浸水の様子(昭和56年)

発生日 発生原因 被災市町村 被害状況
1922年(大正11年) 台風 被害家屋4,478戸、氾濫面積5,243ha
1962年(昭和37年) 台風 被害家屋3,793戸、氾濫面積40,768ha
1972年(昭和47年) 台風 被害家屋3,013戸、氾濫面積30,729ha
1975年(昭和50年) 低気圧 被害家屋186戸、氾濫面積2698ha
1981年(昭和56年) 台風 被害家屋355戸、氾濫面積7,017ha
1988年(昭和63年) 低気圧 被害家屋279戸、氾濫面積366ha
1989年(平成元年) 低気圧 被害家屋34戸、氾濫面積3,940ha
1998年(平成10年) 台風 被害家屋286戸、氾濫面積1907ha
2001年(平成13年) 台風 被害家屋11戸、氾濫面積298戸
2003年(平成15年) 台風 被害家屋51戸、氾濫面積369ha
2016年(平成28年) 台風7,11,9,10号 被害家屋447戸(速報値)



昭和56年8月洪水

 台風12号と停滞前線の活発化により、上流域で記録的な強い降雨に見舞われ、支川を中心に浸水被害が発生しました。


然別川の橋梁被災




平成28年8月洪水

 平成28年8月、連続して上陸した3つの台風(7号、11号、9号)とその後の前線に伴う降雨と台風第10号の接近により、全道各地で記録的な大雨となりました。十勝川では、直轄区間の12箇所の水位観測所において既往最高水位を観測し、支川の札内川、音更川では直轄区間の堤防が決壊するなど、甚大な被害が発生しました。


札内川の堤防決壊





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