
治水事業の沿革
鵡川の河川改修は大正時代に小規模な護岸工事に始まり、戦後の昭和26年に本格的な治水対策に着手しました。
治水計画は、昭和25年に計画高水流量を鵡川基準点で3,600m3/sとする計画を策定した上で、昭和26年には直轄河川改修に着手し、河口から似湾川合流点までの区間について改修を進めてきました。しかし昭和36年7月洪水、昭和37年8月洪水による大きな被害を受け、昭和38年に新たに似湾川合流点から穂別市街部までの区間の改修に着手しました。 昭和42年に一級河川に指定され、計画高水流量を鵡川基準点で3,600m3/sとする工事実施基本計画を策定しました。 平成9年の河川法改正に伴い、鵡川水系河川整備基本方針を平成19年11月に策定しました。この基本方針では、昭和42年鵡川水系工事実施基本計画の流量を検証したうえで、基準地点鵡川においては基本高水のピーク流量を3,600m3/sとしました。 |
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