水管理・国土保全

  

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地域の中の岩木川

"岩木川は全国有数の耕作地帯である津軽平野を育んでおり、地域産業の基盤となっています。また、過去には舟運等を通じて地域発展に貢献した歴史があり、最近では河川を軸とした地域間交流としての役割としても見直され重要な空間となっています。

近年では環境学習の場としても活用され、「みずべの学習ひろば」などの親水施設の整備により、自然に触れることができる空間づくりにも期待が寄せられています。"




地域とのつながり
○舟運と地域発展
岩木川での舟運等を通じて流域内の町村 交流が活発となり、地域発展に貢献した歴史があります。

藩政時代の岩木川は十三湊から現在の板柳、藤崎まで舟が航行しており、渡し場も元禄時代の記録によると十三湖の十三渡、岩木川の駒越、石渡、板屋野木、平川の石川、境関、藤崎にあったとされています。



明治時代の渡し船
○河川に求めるもの
岩木川はその源流部が世界自然遺産の白神山地であったり、下流部には広大なヨシ原が分布するなど自然豊かな河川であるとともに、流域の人々にとって歴史的、社会的、経済的にも関わりの深いかけがえのない資源を持った河川です。

河川を軸にした地域間交流によって地域づくりに寄与する河川の役割が見直され、また、自然体験の場、癒しの場、ふれあいの場等としても重要な空間となっています。



○総合学習
総合学習の場として「みずべの学習ひろば」「水辺プラザ」等があげられますが、川を中心とした生態系など自然環境を実際に観察・体験学習できる場として大きな期待が寄せられています。

「みずべの学習ひろば」は岩木川と平川の合流部に位置し、自然環境豊かな場所に湿性植物や河畔林、鳥、水生生物が生息するとともに、水質等の測定ができるように自然学習拠点として整備しました。



みずべの学習ひろば


みずべの学習ひろばでの野鳥観察の様子




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