水管理・国土保全

  

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円山川の主な災害

主要洪水の概要

円山川の主要な洪水は台風によるものが多く、昭和34年9月(伊勢湾台風)、平成2年9月(台風19号)、平成16年10月(台風23号)などでは、大きな被害が発生しています。特に平成16年10月の台風23号による洪水では、円山川本川の立野地点において観測史上最高水位のT.P.+8.29mを記録しました。


発生日 発生原因 被災市町村 被害状況
1959年(昭和34年) 伊勢湾台風 浸水面積16,926ha、浸水家屋16,833戸
1961年(昭和36年) 第2室戸台風 浸水面積2,303ha、浸水家屋1,933戸
1972年(昭和47年) 梅雨前線及び台風6号 浸水面積1,715ha、浸水家屋749戸
1976年(昭和51年) 台風17号 浸水面積2,115ha、浸水家屋2,855戸
1979年(昭和54年) 台風20号 浸水面積185ha、浸水家屋610戸
1990年(平成2年) 台風19号 浸水面積1,923ha、浸水家屋2,212戸
2004年(平成16年) 台風23号 浸水面積4,083ha、浸水家屋7,944戸
2009年(平成21年) 台風9号 浸水面積346ha、浸水家屋77戸



平成16年台風23号による被害

台風23号による豪雨により、 平成16年10月20日から21日にかけて円山川・出石川では多くの箇所で越水が生じ、円山川右岸13.2k(豊岡市立野地先)、出石川左岸5.3k(豊岡市出石町鳥居地先)で堤防が決壊しました。外水(河川水)と内水の氾濫によって、豊岡市全体で、浸水家屋7,944戸、浸水面積4,083ha等の甚大な被害となりました。


破堤箇所(豊岡市立野地先)


破堤箇所(豊岡市出石町鳥居地先)



平成21年台風9号による被害

平成21年8月9日、台風9号による円山川立野地点の洪水流量は観測史上3番目の大きさでした。浸水面積346ha、浸水家屋77戸等の被害が出ましたが、円山川では平成16年度から激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)により集中的に河川改修を実施したため、 本洪水の河川水位を大幅に下げる効果を発揮しました。








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