出石川の五条大橋上下流部において、かつて、コウノトリが多く生息していた昭和初期程度の湿地環境を再生することを目標に、地域と連携して広域な湿地再生事業を実施しています。この場所はビオトープ水田として地元により管理されていた場所で、平成21年度より工事着手し、事業自体は平成27年度で概成しています。また平成24年度からは豊岡市を介して地域住民による草刈り等が行われており、地域と一体となって維持管理を進めているところです。現在はモニタリング調査(魚類・植物・底生動物・両生類・水質)を継続しており、その結果に基づき順応的改良を今後行っていく計画です。