河川概要
流域の概要
紀の川は、日本最多雨地帯の大台ケ原を水源として、紀伊半島の中央部を貫流し、高見川、大和丹生川、紀伊丹生川、貴志川等を合わせ紀伊平野を経たのち、紀伊水道に注ぐ、 幹川流路延長136㎞、流域面積1,750km2の一級河川です。
紀の川流域は、和歌山県・奈良県両県にまたがり、和歌山市・岩出市・五條市など8市8町4村からなり、流域のほとんどは山地で、その面積は1,475km2と流域面積の84.3%を占めており、平地は橋本市付近から下流の河岸段丘と紀伊平野のみであり275km2(15.7%)と少なくなっています。 流域内市町村には、和歌山県の経済・社会・交通・文化の中心をなしている和歌山市、中流部の商業・文化・交通の中心をなしている橋本市・五條市、奥吉野地方の生産物の集散地である吉野町・下市(しもいち)町などがあります。 また、阪和自動車道、京奈和自動車道、国道24号、26号、42号等の幹線道路が交わる他、特定重要港湾である和歌山下津港が位置するなど、交通の要衝ともなっています。
大台ヶ原(源流)
貴志川合流部付近(河口より19km付近)
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流域図・位置図関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |