水管理・国土保全

  

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高津川の自然環境

高津川の自然環境
 高津川は、平成27年全国一級河川の水質現況において、平成18~27年の10年間に4回以上『水質が最も良好な河川』となった河川として紹介されるなど、全国有数の清流として知られており、多様な生物が棲息しています。また、清流高津川の名に相応しく、各所で水遊びに興じる子供たちの姿が見られます。


水遊びの様子




高津川に生息する魚類
 高津川は、河道内には井堰等が少なく、河口部から14km付近までは魚類が自由に移動可能であり、瀬・淵の豊富な河床形態が保たれていることもあって、アユ、ヨシノボリ類、コイ、フナ類、ウナギ等の多くの種が見られます。中でも、アユは高津川を代表する魚であり、秋に海まで流下した仔魚が稚アユにまで成長し、翌年4月頃になると川に遡上します。高津川にはアユの良好な産卵場として、エンコウの瀬、ナガタの瀬、虫追の瀬があり、良質なアユが育っています。


アユ




河口付近に生息する生物
 高津川流域内最大の都市である益田市の中心に位置する河口付近には、カンムリカイツブリが飛来します。また、河口付近の汽水域の淵にはモクズガニの産卵場が存在しています。


カンムリカイツブリ


モクズガニ





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