河川概要
大分県の中央部を流れる母なる川「大野川」
大野川は、その源を宮崎県西臼杵(にしうすき)郡高千穂(たかちほ)町祖母(そぼ)山(標高1,756m)に発し、竹田(たけた)盆地を貫流し、緒方(おがた)川、奥岳(おくたけ)川等を合わせて中流峡谷部を流下し、大分市戸次(へつぎ)において大分平野に出て、さらに判田(はんだ)川等を合わせ、大分市大津留(おおつる)において乙津(おとづ)川を分派し、別府(べっぷ)湾に注いでいる、幹川流路延長107km、流域面積1,465k㎡の一級河川です。
大野川流域は、大分・熊本・宮崎の3 県にまたがり、関係市町村は5 市3 町1 村からなり、流域の土地利用は、平成21 年時点で山地等が約78%、水田や畑地等の農地が約18%、宅地等の市街部が約4%となっています。流域内の人口は約21万人で、流域の産業活動は一次産業が主体ですが、河口部付近一帯は工業地帯として発展しています。
下流部では人口が増え続け、住宅化が進んでいます。
中流部は大分県を代表する農産物の一大産地となっています。
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流域図・位置図
大野川水系流域図
関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |