河川概要
源流から河口までの様子
矢部川は、その源を福岡、大分、熊本の3県にまたがる三国山(標高994m)に発し日向神峡谷を流下し、中流部において支川星野川、さらに辺春川、白木川等を合わせながら筑後平野を貫流し、途中沖端川を分派して、下流部で飯江川、楠田川と合流し有明海に注ぐ、幹川流路延長61km、流域面積647km2の一級河川です。
矢部川源流から花宗堰までの上流部は、急峻な山地となっており、日向神ダムを経て山間部を縫うように流下しています。河床は、礫・大礫で形成され、河畔林と瀬・淵が連続する美しい渓流環境を呈しています。 花宗堰から瀬高堰までの中流部は、扇状地に広がる田園地帯や点在する市街地を貫流し、河床は礫、砂で形成されています。船小屋地区では樹齢300年を超えるクスノキやその周辺のゲンジボタル発生地が国の天然記念物にも指定されています。 瀬高堰から河口までの下流部は、沖積平野や干拓地に広がった田園地帯を緩やかに蛇行しながら有明海へと注ぎ、国内最大の干満差による影響を受け、汽水域や河口に干潟が形成されています。
船小屋温泉大橋付近(河口より15km付近)
楠田川合流点付近(河口より3km付近)
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