
河川概要
源流から河口までの様子
松浦川は、佐賀県武雄市山内町青螺山(標高599m)にその源を発しています。源流から低い丘陵地に囲まれたやや開けた平地を流れ、上流部では1/500~1/1,300程度と渓流的な河川と比べるとゆるやかな勾配を呈しています。また、河床には所々岩盤が露出する区間もあります。川西橋付近で合流する井手口川の上流部には、佐賀県にて井手口川ダムが平成24年に完成しています。
中松浦鉄道橋付近からは中流部に入り、1/1,700程度のゆるやかな勾配で狭い田園地帯を蛇行しながら流下します。河床は主に砂礫で構成されており、伊岐佐川との合流点付近には、水系最大の砂礫河原が広がります。 また、唐津市佐里地区に自然再生事業として「アザメの瀬」を整備し、氾濫原における湿地の再生に取り組んでいます。厳木川合流点下流付近から松浦大堰までの下流部は湛水区間となっており、川幅は、上流より徳須恵川合流地点まではやや狭く、その下流は広くなっており、松浦大堰から河口に至る河口部は広大な水面を有し、唐津湾に注いでいます。 ![]()
松浦川中流(河口より13.2km地点、唐津市相知町)
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松浦川河口部(河口より0km付近、唐津市和多田)
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流域図・位置図![]()
松浦川水系流域図
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