メンテナンスの効率化・高度化のための技術開発と導入

モニタリング技術の開発・導入

社会インフラの状態の効率的な把握を可能とするモニタリング技術の開発・導入の推進に向け、平成25年10月に設置した「社会インフラのモニタリング技術活用推進検討委員会」において、現場ニーズとシーズのマッチングや、有効性の評価・分析を行うため、モニタリング技術の現場実証に係る検討を行いました。26年9月より公募を開始し、現場実証等を進めています。

現場実証を行っている新技術の例

インフラの維持管理に資するモニタリング技術

例)河川堤防の浸透・滞水状態を監視する技術

浸透・滞水状態の計測結果
浸透・滞水状態の計測結果

例)岸壁の空洞、地盤沈下等の地盤変状の計測技術

岸壁の地盤変状の計測の様子
岸壁の地盤変状の計測の様子
コンクリート構造物の維持管理に資する非破壊検査技術

例)レーザースキャナーを用いた河川堤防のコンクリートひび割れ点検

現場実証の様子
現場実証の様子

ロボットの開発・導入

今後増大するインフラ点検を効果的・効率的に行い、人が近づくことが困難な災害現場の調査や応急復旧を迅速かつ的確に実施する実用性の高いロボット開発・導入を推進しています。

現場実証を行っている新技術の例

インフラの維持管理に資する次世代社会インフラ用ロボット技術

例)ビーム測深機を搭載して自動航行を行うことにより、深浅測量の省人化及び省力化を可能とする技術

 点検の水中のイメージ
 点検の水中のイメージ
実際の点検の様子
実際の点検の様子