袈裟掛石
伝説によると、高野山の開祖である空海(諡号 弘法大師、774-835)は、山を登る際にここで休息しました。空海が袈裟(仏僧が着る衣服)を脱いでそれを岩のひとつのV字型のでっぱりに掛けたことから、この岩はこのように風変わりな名前になりました。二つの大岩の間にある狭い隙間を通れる人は長寿に恵まれるとされています。
55町石の近くにある袈裟掛石は、高野山の聖域と俗世の境界を示しています。
袈裟掛石
伝説によると、高野山の開祖である空海(諡号 弘法大師、774-835)は、山を登る際にここで休息しました。空海が袈裟(仏僧が着る衣服)を脱いでそれを岩のひとつのV字型のでっぱりに掛けたことから、この岩はこのように風変わりな名前になりました。二つの大岩の間にある狭い隙間を通れる人は長寿に恵まれるとされています。
55町石の近くにある袈裟掛石は、高野山の聖域と俗世の境界を示しています。
Kesakake Rocks (Stole-Hanging Rocks)
According to legend, the priest Kukai (known posthumously as Kobo Daishi; 774–835), founder of Koyasan, stopped to rest here during his journey up the mountain. He removed his kesa (a garment worn by Buddhist monks) and hung it from the V-shaped protrusion on one of the rocks, thereby giving the stones their unusual name. It is believed that those who are able to squeeze through the narrow space between the two large rocks will be blessed with a long life.
The rocks, which are located close to the 55th stone marker, delineate the border between the sacred area of the mountain and the secular world.