松本藩主の家紋
日本の家紋は歴史的に見ると、「家紋」と呼ばれる紋章で家族のつながりを示してきた。家紋は、着物、軍配、家財道具、家屋など、あらゆるものに描かれている。家紋には、皇室の「菊」のように自然界にあるものをモチーフにしたものや、三菱の「スリーダイヤ」のように幾何学的な図形を組み合わせたものがよく使われる。
以下は、松本城を統治した各武家の家紋である。黒門一の門の枡形側の軒先の丸瓦の端に、それぞれの家の紋章がいくつか見える。
家紋 | Family Name | 家紋の名前 | 説明 |
Ishikawa Family (1590–1613) | sasa rindō | 竹に似た五枚の葉を持つリンドウの花 | |
Ogasawara Family (1613–1617) | sangai bishi | 重なり合う3つのダイヤモンド | |
Toda Family (1617–1633) | hanare muttsu boshi | 6つの星が塗りつぶされた円となって配置されている | |
Matsudaira Family (1633–1638) | maru ni mitsuba aoi | 丸に囲まれたフタバアオイの葉3枚 | |
Hotta Family (1638–1642) | kuromochi ni tate mokkō | 黒い満月に縦長の花梨の花 | |
Mizuno Family (1642–1725) | maru ni tachi omodaka | 丸に囲まれた縦長の三つ葉の沢潟。 | |
Toda Family (1726–1869) | hanare muttsu boshi | 6つの星が塗りつぶされた円となって配置されている |