電気通信施設の災害対策運用状況


災害対策用設備の概要

衛星通信車

 静止衛星(JCSAT−1B)を使用し、
地球局間で回線を構築するものです。地球
局には地方整備局等に設置されている固定
局と、災害現場等で利用する衛星通信車が
あります。災害の影響を受けることなく、
どこでも回線を設置することが可能なため、
災害現場の情報収集や他の回線のバックア
ップに利用します。

Ku−SAT

 衛星通信設備のうち、機動性のより高い
可搬型である衛星小型画像伝送装置です。

K−COSMOS

 国土交通省では、専用の移動通信施設と
してMCA(Multi Channel Access)方式
によるK−COSMOSを整備しています。
多重無線システムと連携し、平時の施設管
理はもとより、災害時にはその機動性を発
揮して災害情報収集、通報、指揮連絡用に
活用されています。

ヘリコプタ映像伝送システム

 災害等の現場をヘリコプタにより空撮し、
リアルタイムで災害対策本部等へ伝送する
システムです。ヘリコプタから送られた映
像は、全国に設置された固定型受信装置や
可搬型受信装置を経由し、本省や地方整備
局等に伝送します。

防災テレメータ

 災害現場等において、雨量、水位等の数
値データを離れた場所で把握するため、無
線を使用した可搬のテレメータシステム。

映像伝送システム(FPU、5.8G伝送システム)

 衛星通信車が進入できない様な地形的に
厳しい災害発生現場等において、映像・音
声を伝送する装置。
 ※FPU:Field Pick-up Unit



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災害対策運用の概要
災害情報伝送の運用概要(光ファイバ、衛星、マイクロ等)
妙見堰関連映像伝送システム
国道17号関連映像伝送システム(天納、和南津)
芋川関連河道閉塞監視システム
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