建築、都市、不動産分野におけるDXに関する国土交通省の施策を統合することにより、高精細なデジタルツインやデータ連携をしやすい環境を構築し、EBPMに基づく政策課題の解決や新ビジネスの創出を図る取組です。
例えば、
2025年~建築・都市分野の多様なデータの連携、2028年~デジタルツインの社会実装を目指します。
●ショート版ムービー
シナリオ監修をSF作家の津久井五月氏が、クリエイティブディレクターを株式会社ビーオーエス矢田裕紀氏が務めた、「建築・都市のDX」のコンセプトムービーです。「Open・Circulate・Forecast」をテーマに、「建築・都市のDX」の取組により、防災やまちづくりが高度化し、同時に、エンターテインメント、観光、物流等の多様な分野でも活用され、人々の生活を変えていく様子をムービーにしました。キャッチコピーは、「Digital Moving Life」です。
・動画リンク(日本語版):https://youtu.be/yGc7STeQxUs
・動画リンク(英語版) :https://youtu.be/c8WnNT2nV2Y
・津久井氏によるシナリオ:「建築・都市のDX」ショート版ムービー シナリオ
●ロング版ムービー
「建築・都市のDX」の全体像と建築BIM・PLATEAU・不動産ID・地理空間情報に関する各取組について紹介したロング版ムービーです。「建築・都市のDX」で今まさに実現していることを各取組に携わる関係者のインタビューを通じて紹介し、最後に「建築・都市のDX」の未来像について説明しています。
・動画リンク:近日公開予定
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
3.主要分野ごとの基本方針と重要課題
(4)戦略的な社会資本整備
(まちづくりとインフラ維持管理の効率化・高度化)
不動産IDを含むベース・レジストリ、3Dモデル(建築BIM 227 、PLATEAU)等の建築・都市のDXを進め、まちづくりの高度化や官民データ連携による新サービスの創出を促進する。
227:Building Information Modelingの略称。関係者のデータ共有等により建設生産・管理システム全体を効率化。
・(関連リンク)骨太方針
5).投資の推進-2.DX-(3)DX投資促進に向けた環境整備-[5]建築・都市のDX
BIM(Building Information Modeling:建築物の形状、材質、施工方法に関する3次元データ)による建築確認やPLATEAU(都市空間における建築物や道路の配置に関する3次元モデル)を活用した防災・まちづくり等を促進し、不動産IDによる国土数値情報・地籍整備の成果等との情報連携を図ることにより、建築・都市分野の官民データの活用を進める建築・都市のDXを推進し、その国際的な発信も強化する。
・(関連リンク)成長戦略
[No.3-24] 3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の推進及び建築・都市のDXの推進
・ また、土地・建物の情報連携キーである不動産IDを含むベース・レジストリの整備と、建築BIMやPLATEAU等の取組を一体的に推進する「建築・都市のDX」によって、建築・都市分野の多様なデータを活用した、行政におけるEBPMの推進や民間領域における新サービスの創出に繋げる。
具体的な目標: 2024年度までに、屋内外シームレスなデジタルツインを一部エリアにおいて先行的に構築、都市分野のデータや地理空間情報を不動産IDで結合するプラットフォームを構築するための取組に着手
・(関連リンク)デジタル重点計画