都市再生

都市再生整備計画事業

「機動的なまちづくり」事例集

「機動的なまちづくり」の背景

 昨今、地方都市においては、高度成長期に整備された建物が老朽化等により更新時期を迎えているにもかかわらず、高齢化や経済の停滞等により、低未利用の土地・建物として残っているケースが多くなっており、特に中心市街地の活性化対策は“待ったなし”の状況にあります。
 このような状況下では、中心市街地の活性化に向けた迅速な対応が必要であり、まちなかの低未利用な土地・建物をそのままにしないことが求められます。
 都市再生整備計画関連事業(*)においても、既存物件の除却や暫定利用等への支援が追加され、老朽化した建物を除却し、暫定利用によりニーズを探りながら事業化を検討することが可能となっており、中心市街地における低利用の土地・建物の有効活用推進が期待されています。
 このような背景から、低未利用の土地・建物に対し、将来ビジョン・計画の策定や土地・建物の暫定利用を経て、
本格的な事業化へとつなげた(つなげようとしている)まちづくりを、「機動的なまちづくり」と呼んでいます。

本事例集の目的

 本事例集は、中心市街地に比較的規模の大きい低未利用地を抱え、まちづくりに課題を感じる自治体を主な対象として、「機動的なまちづくり」の経緯やその際の効果・課題について整理し、「機動的なまちづくり」の推進に向けた支援方策の検討等に活用してもらうことを目的とします。
 併せて、自治体と協働・連携してまちづくりを担う民間事業者に活用してもらうことを想定しています。



「機動的なまちづくり」事例集(PDF)

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