建設産業・不動産業

平成18度主要建設資材需要見通し

国土交通省 総合政策局 建設振興課 労働資材対策室資材係
平成18年6月20日公表
 

1.平成18年度の主要建設資材需要見通し

*棒グラフは、平成17年度の実績値(骨材は推計値、アスファルトは、見込み値)と平成18年度見通し値との対比である。
 

2.平成17年度及び18年度の概況

 
 平成17年度の主要建設資材の需要量は、同年度の建設投資(見込み値)が対前年度比0.6%増(実質値)で、うち建築部門では2.8%増、土木部門では2.2%減となったことから、セメント及び生コンクリートは増加し、骨材、木材、普通鋼鋼材及びアスファルトは減少となった。
 平成18年度の主要建設資材の需要量は、同年度の建設投資(見通し)が対前年度比2.3%減(実質値)で、うち建築部門は0.3%増、土木部門では5.9%減と見通されていることから、セメント、生コンクリート、骨材、木材、普通鋼鋼材及びアスァルトは減少する見通しである。
  
<セメント、 生コンクリート>
 平成17年度における需要量は、セメントが対前年度比2.6%増の5,909万t、生コンクリートが対前年度比2.2%増の12,155万m3であった。平成18年度については、セメントが対前年度比3.5%減の5,700万t、生コンクリートが対前年度比2.9%減の11,800万m3と見通される。
 
<骨材、 砕石>
 平成17年度における需要量は、骨材が対前年度比0.6%減の36,670万m3、砕石が対前年度比0.6%減の16,434万m3となったと推計される。平成18年度については、骨材が対前年度比4.0%減の35,200万m3、砕石が 対前年度比3.3%減の15,900 万m3と見通される。
 
<木材>
 平成17年度における需要量は、対前年度比2.1%減の1,316万m3であった。平成18年度については、対前年度比1. 2%減の1,300万m3と見通される。
 
<普通鋼鋼材、 形鋼、 小形棒鋼>
 平成17年度における需要量は、普通鋼鋼材が対前年度比0.4%減の2, 497万t、うち、形鋼 が対前年度比1.7%減の553万t、小形棒鋼は対前年度比3.7%増の1,009万tであった。平成18年度については、普通鋼鋼材が対前年度比1.5%減の2,460万t、うち、形鋼が1.4%増の560万t、小形棒鋼が1.9%減の990万tと見通される。
 
<アスファルト>
 平成17年度における需要量は、対前年度比17.8%減の248万tであった。平成18年度については、対前年度5.2%減の235万tと見通される。
 
資材名称 単  位  需  要  量   伸  び  率 
H16年度
実 績 値
H17年度
実  績  値
H18年度
見 通 し
17/16
 
18/17
 
セメント
万t
  5,757
  5,909
  5,700
   2.6%
-3.5 %
生コンクリート
万m3
11,898
12,155
11,800
   2.2%
-2.9%
骨  材
砕 石
万m3

万m3
36,875

16,527
36,670

16,434
35,200

15,900
-0.6%

-0.6%
-4.0%

-3. 3%
木  材
万m3
1,345
1,316
1,300
-2.1%
-1.2%
普通鋼鋼材
形  鋼
小形棒鋼
万t

万t
万t
 2,507

562
973
2,497

 553
1009
2,460

560
990
-0.4%

-1. 7%
3.7%
-1.5%

1.4%
-1.9%
アスファルト
万t
      301
   248
    235
-17.8%
-5.2%
 
(注1)本見通しは、「平成18年度建設投資見通し(国土交通省 情報管理部 建設調査統計課平成18年6月2日公表) 」をもとに推計したものである。
(注2)各資材の対象は、セメントは〔内需量〕、生コンクリート、砕石は〔出荷量〕、木材は〔製材品出荷量〕、骨材は〔供給量〕、普通鋼鋼材、形鋼は〔建設向け受注量〕、小形棒鋼は〔建設向け出荷量〕、アスファルトは〔建設向け等内需量〕。
(注3)本見通しの有効数字は、セメントは〔100万t〕、生コンクリート、骨材及び砕石は〔100万m3〕、木材は〔25万m3〕、普通鋼鋼材、形鋼及び小形棒鋼は〔10万t〕、アスファルトは〔5万t〕。
(注4)平成17年度の需要量は、骨材、砕石については、第3四半期までは実績値、第4四半期につき推計値を使用している(イタリック体)。アスファルトについては、見込み値(イタリック体)。その他の資材については実績値。
(注5)17/16の伸び率は、千t及び千m3単位で計算し記載している。
 

3.目的

 建設事業に使用される主要な建設資材の平成18年度における年間需要量の見通し結果を公表することにより、建設資材の安定的な確保を図り、円滑な建設事業の推進に資することを目的とするものである。
 

4.対象建設資材

 (1)セメント、(2)生コンクリート、(3)骨材、砕石、(4)木材、(5)普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼及び(6)アスファルトの6資材9品目を対象としている。
 

5.需要見通し推計方法

 平成18年度の主要建設資材の需要見通しは、「平成18年度建設投資見通し(国土交通省情報管理部建設調査統計課平成18年6月2日公表)」の建築(住宅、非住宅)、土木(政府、民間)等の項目ごとの平成18年度建設投資見通し額に、建設資材ごとの原単位(工事費100万円当たりの建設資材需要量)を乗じ、さらに各建設資材の需要実績等を考慮して、平成18年度の主要な建設資材の国内需要の推計を行った。
 

6.建設資材の需要見通しの対象

 建設資材の需要見通しの対象は、次のとおりである。
 
(1)セメント
 国内メーカーの国内販売量に海外メーカーからの輸入量を加えた販売等の量を対象としている。
  「内需量」 = 「国内販売量」 + 「輸入量」
 なお、別表及び別図の「内需量」のうち、平成17年度までは実績値であり、(社)セメント協会の資料の値を用いている。
 
(2)生コンクリート
 全国生コンクリート工業組合連合会組合員工場の出荷量とその他の工場の推定出荷量とを加えた出荷量を対象としている。
  「出荷量」 =「組合員工場出荷量」 + 「その他工場推定出荷量」
 なお、別表及び別図の「出荷量」のうち、平成17年度までは実績値であり、全国生コンクリート工業組合連合会の資料の値を用いている。
 
(3)骨材
 国内における供給量を対象としており、輸入骨材も含んでいる。
 なお、別表及び別図の「供給量」のうち、平成16年度までは実績値、平成17年度は、第3四半期までは実績値、第4四半期は推計値であり、経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課の資料の値を用いている。
 
(4)砕石
 メーカーの国内向け出荷量を対象としている。
 なお、別表及び別図の「出荷量」のうち、平成16年度までは実績値、平成17年度は、第3四半期までは実績値、第4四半期は推計値であり、経済産業省「砕石統計年報」の値を用いている。
 
(5)木材
 国内メーカーの製材品出荷量を対象としており、建設向け以外の量を含んでいる。また、製材用素材として外材を含んでいる。
 なお、別表及び別図の「製材品出荷量」のうち、平成17年度までは実績値であり、農林水産省「製材統計」の値を用いている。
 
(6)普通鋼鋼材 及び 形鋼
 国内メーカーの国内建設向け受注量を対象としている。
 なお、別表及び別図の「建設向け受注量」のうち、平成17年度までは実績値であり、(社)日本鉄鋼連盟の資料の値(国内向け受注総量から国内建設向け受注量を推計したもの)を用いている。
 
(7)小形棒鋼
 国内メーカー及び国内販売業者からの国内建設向け出荷量を対象としている。ただし、海外メーカーからの輸入量は含まれていない。
 なお、別表及び別図の「建設向け出荷量」のうち、平成17年度までは実績値であり、経済産業省「鉄鋼統計月報」の値を用いている。
 
(8)アスファルト
 国内メーカーの建設向けストレートアスファルト内需量のうち、燃焼用及び工業用を除いた国内建設向け等内需量を対象としている。
 「建設向け等内需量」 = 「国内建設向け内需量」 +「建設向け輸入量」
 なお、別表及び別図の「建設向け等内需量」のうち、平成17年度までは実績値であり、石油連盟「石油アスファルト統計月報」の値を用いている。
 
 
 

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