運輸事業の安全の更なるレベルアップを図る場として、また運輸安全マネジメント制度の一層の浸透・定着に向けた取組の一環として、平成18年より毎年度、「運輸事業の安全に関するシンポジウム」を開催しています。
今年度の「運輸事業の安全に関するシンポジウム2014」については下記の通り開催され、多くの方にご来場いただきました。
この度、開催結果等について取りまとめましたのでお知らせいたします。
運輸事業の安全に関するシンポジウム2014
~ヒューマンエラーの発生とヒヤリハット情報の有効活用~
日時:平成26年12月2日(火) 13:00~17:00
場所:メルパルク東京ホール
来場者数:約1,200名
第9回となる今回のシンポジウムは「ヒューマンエラーの発生とヒヤリハット情報の有効活用」をテーマに、河野龍太郎氏(自治医科大学メディカルシミュレーションセンター センター長)より、「ヒューマンエラーの発生とその対策」について、また河内啓二氏(東京大学名誉教授、公益財団法人航空輸送技術研究センター理事・自発報告制度分析委員会委員長)より、「航空安全情報自発報告制度の概要及び事故情報等の解析手法とその課題」について基調講演が行われました。
パネルディスカッションでは、酒井ゆきえ氏(フリーアナウンサー)をコーディネーターとして、河野龍太郎氏、河内啓二氏、古瀬円氏(相模鉄道株式会社常務取締役 プロジェクト推進部長)、村上端氏(横浜市交通局 自動車本部長)、佐藤尚之危機管理・運輸安全政策審議官により、ヒューマンエラーの防止対策やヒヤリハット情報の活用についての現状と課題、今後の方向性等について議論がなされました。
(1)主催者挨拶