1.趣 旨
四国圏に根ざした「お接待」、「普請」と呼ばれる地域文化は、これまで、お遍路道周辺の景観等の維持や保全において大きな役割を果たしてきた。また、これらの地域の活動は、お遍路道のみならず、四国におけるまちやむらの美しい景観保全の基盤としても重要な役割を果たしてきた。
四国圏広域地方計画の描く将来像に沿って、このような伝統的な官民連携の活動をさらに進め、主体的に地域づくりに関わる意欲を持った人材を育成するとともに、美しい自然や歴史・文化等の地域の資源を再発見し、その魅力に磨きをかけて価値を高め、それを最大限に活用していこうとしている。
本調査では、お遍路道を軸とする周辺地域における具体の景観づくりをモデル事例として推進することにより、「お接待」、「普請」という四国圏固有の地域文化を保全し利活用するための、多様な主体が参加する実践的な「取組指針」を整備し、四国八十八箇所霊場の遍路道周辺の地域の観光資源としての魅力の向上や地域づくりの支援を図るものである。
2.事業概要
(1) お遍路及びモデル地域の現状の課題の整理
(2) 多様な主体の連携協働による広域的な文化的景観形成と計画保全のための課題整理
(3) 「取組指針」の策定と普及浸透策検討
3.問い合わせ先
国土交通省国土政策局広域地方政策課
TEL(代表)03-5253-8111 (内線)29-428
TEL(直通)03-5253-8364
4.報告書
【要約編】
【本編】
第5章
5.フォローアップ
フォローアップ報告書