国土交通省港湾局では、LNG燃料船の更なる導入促進やLNG燃料の需要創出を図るため、「作業船LNG燃料化技術検討委員会」を立ち上げ、国土交通省地方整備局等が所有する作業船のLNG燃料化に係る技術検討を進めてきました。この度、本委員会でとりまとめた技術検討結果の概要(別紙参照)をお知らせします。
●作業船LNG燃料化技術検討委員会
【目的】
国土交通省が所有する作業船に燃料油及びLNGの双方を燃料として使用可能なデュアルフューエルエンジンを搭載するにあたって必要なLNG燃料設備や安全に関する留意事項、課題等について検討を行う。
【開催実績】
第1回 平成28年12月13日(火)
・委員会の開催趣旨、検討範囲
・LNGバンカリング拠点の形成に向けた取組
・国土交通省が所有する作業船
・LNG燃料化にかかる課題抽出
第2回 平成29年 5月 9日(火)
・LNG燃料船の設計・建造
・LNG燃料船の運用(船員,供給)
・Class NK規則への対応
・報告書(案)の検討
【構成員】
高崎講二 九州大学 名誉教授(座長)
道本順一 海上保安大学校 名誉教授(副座長)
三菱重工業株式会社
ジャパンマリンユナイテッド株式会社
一般財団法人 日本海事協会
国土交通省 海事局、港湾局、関東地方整備局
(オブザーバー)
一般社団法人 日本船主協会
(事務局)
国土交通省 港湾局
一般社団法人 日本作業船協会
●別紙
作業船LNG燃料化に向けた技術検討 概要