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河川局

水害対策を考える


目次第2章 地球温暖化と水害 > 2-2 80年代後半から洪水被害が急増

2-2-1 10年間で14億人を超える洪水被災者

80年代後半から洪水は急激に増大。2002年には過去最高の141件の発生をみた。そのうちアジアが約3分の1の48件を占める一方、アフリカや欧州などでは1993年ごろから洪水の発生率が急増してきている。
「世界災害報告2003年版」(国際赤十字・赤新月社連盟)のデータでは、世界の自然災害は1993年から2002年の10年間に2935件発生し、死者53万1159人、被災者数約25億人に。洪水は最多の1075件(全体の37%)発生、死者は飢饉・干ばつに次ぐ9万3561人(同18%)、被災者は最多の14億147万人(同56%)となった。


異常気象の発生件数

EM-DAT(The OFDA/CRED International Disaster Database)のデータを基にした1970年〜2002 年の異常気象の発生状況


異常気象の発生件数(折れ線グラフ)

注)EM-DATのデータは、発生数において110人以上の死亡者、2100人以上の被災者、3非常事態の宣言、4国際援助の要請といった4つの基準のうち、少なくとも1つを満たさなければならない

国立環境研究所「地球温暖化の市民生活への影響調査報告書平成15年度」から作成


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