2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会や、高齢化の進展、障害者数の増加等により、今後、更に多くの視覚障害者等の情報取得に制約のある者が公共交通機関を利用することが見込まれています。
こうした中、鉄道駅のプラットホームについては、車両の旅客用乗降位置が一定で、車両を自動的に一定の位置に停止させることができる場合については、視覚障害者誘導用ブロックの敷設と共にホームドアの設置が進められてきました。
近年では、車両の旅客用乗降位置が一定でなくとも設置可能な新型のホームドアの開発も様々行われています。しかし、こうした新型ホームドアについては、対応する視覚障害者誘導用ブロックの敷設といった、視覚障害者への誘導案内の方法が確立されていないのが現状です。
このため、「新型ホームドアに対応する視覚障害者誘導用ブロックの敷設方法に関する調査検討委員会」を設置し、新型ホームドアに対応する視覚障害者誘導用ブロックの敷設方法のあり方の検討を行います。
本報告書は平成28年度に続き、実施された第4回検討委員会~第5回検討委員会までの結果をとりまとめたものです。
報告書本文(PDF版)
・表紙 目次
・はじめに
・1. 平成28年度までの本事業の整理及び確認
・2. ホーム上における様々なシナリオ分析について
・3. 論点整理及び適切な敷設方法の検討について
・4. 鉄道事業者に対する実現可能性調査
・5. 実証実験による検証
・6. まとめと提言~適切な敷設方法について
・7.おわりに
参考資料(議事録含む)
・検討委員会実施概要等
報告書本文(word版)
○報告書一式