平成30年5月に成立した改正バリアフリー法において、移動等円滑化促進方針(以下「マスタ
ープラン」制度を創設するとともに、マスタープラン制度及び基本構想制度において、市町村は
バリアフリーマップの作成に関する事項を定めることができ、公共交通事業者等や道路管理者
は、市町村の求めに応じて必要な情報提供を行うことが義務づけられたところです。
このような状況の中、課題として、
[1]既存のバリアフリーマップにおいて提供されるバリアフリー情報の内容は様々であり、様々な
障害特性を持つ障害当事者等にとって、どのような情報提供が必要なのか必ずしも明らかに
されていないことから、利用しにくいものもあると考えられる。
[2]公表されているバリアフリーマップでは、個々の施設のバリアフリー情報の掲載に留まるもの
も見られ、移動の連続性等の観点から必要な施設間の移動の際に必要となるバリアフリー情
報が不足している状況にある。
といったことが挙げられます。
本検討会では、障害当事者等にとって必要である地域のバリアフリー情報を市町村が収集・整
理し、わかりやすく提供することを促進するため、マスタープランや基本構想に位置づけられるバ
リアフリーマップの効率的かつ効果的な作成方法等について、調査・検討を行います。
開催状況
第1回検討会
第2回検討会
第3回検討会
”みんなでつくる”バリアフリーマップ作成マニュアル