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観光教育の普及に向けて

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最終更新日:2023年4月4日

 観光庁では、次代を担う若者たちの地域への愛着・誇りを醸成し、観光の意義理解を促進することで、観光立国を支える人材の裾野を拡げる取組として観光教育の普及に取り組んでおります。 
 また、旅の経験が豊かな講師を学校に派遣し、学生に旅の素晴しさや意義を伝え、若者の旅行を促進する「若旅★授業」を実施しております。

1.2022年度(令和4年度)事業

観光教育プログラムの実践と産学連携の基盤モデル構築

 学校現場において、学外(地域、企業、⼤学等)とつながりを持ち、指導者の知識やノウハウの有無を問わず、広く、誰もが積極的に観光教育に取り組めることを目指し、昨年度事業で制作した観光教育プログラムを活用しながら、2地域・3校の高等学校でモデル事業を実施いたしました。

2.2021年度(令和3年度)事業

観光教育プログラムの開発・実証・展開およびワークショップの実施

 2022 年度から新たに「観光ビジネス」科目が高等学校・商業科に導入されることが決定し、高等学校における観光教育の注目が高まっている背景から、高校生を対象とした観光教育プログラムを開発し、3校で実証事業を行いました。
 開発したプログラムは下記です。
高校生を対象とした観光教育プログラム

3.2020年度(令和2年度)事業

初等中等教育における観光教育の推進に関する協議会の開催

 産学官の観光教育関係者が集い、観光教育の意義、目的・方向性、普及に向けた方策等を議論・検討のため、「初等中等教育における観光教育の推進に関する協議会」および分科会、観光教育フォーラムを開催しました。
 これまでも、小学校・中学校・高校(普通科・専門学科)の各段階で、観光教育に関する取組が行われていますが、今後は、こうした取組みの全国への普及・展開を見据え、観光教育の意義をあらためて確認するとともに、目的・方向性を共有していきます。
※詳細はこちらから。

4.2019年度(令和元年度)事業

小学校・中学校の社会科目を想定した教員向け指導案を作成

 社会科学習と観光は元来親和性が高く、地歴公民すべての単元において「観光」を取り上げた実践が多く見受けられるようになりました。
 観光庁では、有識者によるワーキンググループを結成し、改訂学習指導要領と「観光教育の要素」を照らし合わせ、社会科の授業を充実を図るための具体的な学習指導案を、小学校6点、中学校3点の小単元において作成しました。 
付録資料
小学校社会科における指導案
中学校社会科における指導案

5.若旅★授業

 学生に旅の素晴しさや意義を伝え、「旅に出たい、出よう」という気持ちに働き掛ける出前授業、「若旅★授業」を実施しています。講師の渡航経験は旅に限らず、留学、インターン、ビジネス、ボランティアと様々であり、異文化交流やキャリアデザイン等について学ぶ機会にもなります。ご興味のある学校関係者の方は、下記問合せ先までお気軽にご連絡ください。

【実施要件】
〇講演時間 :1~2コマ程度 ※1コマ:45~50分
〇対応学年 :全学年 ※実施規模は学年単位(全クラス)が望ましい
〇実施期間 :通年
〇授業形態 :主に講演形式 ※グループワーク等、要望に対応可。


6.過去の事業

モデル授業の検証・普及(2018年度(平成30年度))

 平成29年度に構築した総合的な学習の時間等を想定した「観光教育のモデル授業案」(ガイドライン)の実践校を、広く全国から募集し、専門家のアドバイスを取り入れながらカリキュラムの検証と磨き上げを行いました。さらに、平成31年3月に開催した「観光教育シンポジウム」(主催:観光庁、後援:文部科学省、経済産業省、公益社団法人日本観光振興協会)においてモデル授業案の実証結果を報告し、観光教育を導入する上で有効な手立て等について広く発信しました。

観光教育のコンテンツ制作(2018年度(平成30年度))

 観光教育は、「社会に開かれた学び」や「主体的・対話的で深い学び」の効果が期待できる教育です。実践する上でご参考いただける知見や具体的な進め方等について、分かりやすくまとめた動画が完成しました。すでに取り組まれている先生方はもちろん、やり方や進め方が分からない、時間がない等のお悩みを持った先生方、ぜひご視聴ください。
〇動画概要
1.オープニング(約6分)  
  ・観光の意義  
  ・めざせ観光先進国!(2:40~)  
  ・学習指導要領と観光教育(5:08~)

2.観光教育の実践(約20分)
  【導入】観光って何だろう
  ・沖縄県那覇市立開南小学校の実践(9:32~)
 【展開】地域の魅力を見つけよう  
  ・秋田県鹿角市立八幡平中学校の実践(15:08~)
 【応用】地域の魅力を伝えよう  
  ・福島県立猪苗代高等学校の実践(18:10~)

3.まとめ(約3分)  
  ・持続可能な観光(20:46~)

観光教育に関する調査(2017年度(平成29年度))

 国内外の小中高等学校等における観光教育の先進事例(国内10事例、海外3事例)を調査し、観光教育を進める上でのポイントを整理するとともに、専門家の意見を取り入れながら、総合的な学習の時間等を想定したモデル授業案(ガイドライン)を構築し、校種や習熟度に応じて3つの段階に区分しました。([1]導入編、[2]展開編、[3]応用編)
〇報告書
 ・すべてのページ
(抜粋)
 ・国内10事例紹介  
 ・海外3事例紹介  
 ・モデル授業構築について

〇モデル授業案(ガイドライン)
このページに関するお問い合わせ
観光庁 参事官(国際関係・観光人材政策)付
代表:03-5253-8111(内線:27-509)
直通:03-5253-8367

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