Career step
航空管制官は勤務官署ごとに定められた業務資格を取得することが必要です。
人事異動等により様々な業務を経験しながらキャリアを築き上げていきます。
基礎研修生
航空保安大学校に入校。航空管制業務の基礎的科目を履修(座学及び実習)すると共に無線従事者(航空無線通信士)の資格を取得します。
先任航空管制官付
航空保安大学校における基礎研修修了後、航空管制官の訓練生として全国各地の空港、航空交通管制部等の管制機関に赴任します。各管制機関においてはOJT(実地訓練)を含む専門研修を行い、勤務官署ごとに定められた業務資格を取得していきます。
(航空管制官の資格・研修制度等の詳細は「研修」のページを参照して下さい。)
航空管制官
資格取得後、航空管制官に発令されます。
主任航空管制官
若手の代表として管制業務を実施。また、後輩の指導・育成も行います。
主幹航空管制官
所定の研修を修了後、主幹航空管制官に昇任します。主幹航空管制官は先任航空管制官、次席航空管制官を補佐するとともに、管制業務においては中心的存在となります。
次席航空管制官
能力・適性・勤務成績等を考慮し管理職に昇任します。次席航空管制官は先任航空管制官を補佐するとともに、チームの統括者としてマネジメントを行います。
先任航空管制官
航空管制官の責任者として部下の管理監督を行います。
その後、航空交通管制部長、空港長等への登用の機会もあります。
この他、国土交通本省・地方航空局の企画部門、航空保安大学校等の教育機関への任用の機会もあります。
(注)上記は一例であり、人事異動(昇任、転勤等)のタイミングは職員により異なります。