深夜・早朝時間帯以外における更なる国際線の増便に向けた、これからの羽田空港を考えていきます。
羽田空港の発着回数を更に増やすためには、滑走路の使い方と飛行経路を見直す必要があります。
風向きにあわせて2通りの滑走路の使い方があります。離着陸する航空機の飛行経路は、騒音の影響を減らすため、東京湾上空を有効に使って設定されています。
南風と北風が多く見られる羽田空港では、風向きに合わせて2通りの滑走路の使い方があります。あらゆるケースを検証して、新しい飛行経路を設定しております。
伊丹空港や福岡空港では、現在市街地の上空を飛ぶ飛行経路があります。また、ロンドンのヒースロー空港やニューヨーク周辺の空港等、海外の空港でも同様の例があります。
滑走路の使い方・飛行経路などを見直すことにより、深夜・早朝時間帯以外の国際線について、最大で年間約3.9万回(約1.7倍)の発着回数の増加が可能となります。これにより、1日約50便の国際線増便が実現し、ビジネスや旅行の幅が広がり、首都圏だけでなく全国を元気にします。
羽田空港の国際線が増便されることで、ビジネスや旅行の幅が広がります。人やモノの流れが活性化され、経済効果が期待できます。