アジア太平洋地域は、世界の人口の4割と経済活動の5割を抱え、世界の成長センターとして重要な地位を占めています。その発展を支えるのがインフラ(社会基盤資本)であり、近年その整備の重要性が一層強く認識される中で、インフラ整備の需要は極めて旺盛です。しかし、依然としてインフラを整備していく上でいくつかの克服すべき課題がありますそれらの課題にはアジア太平洋地域に共通するものが数多くあり、相互の支援と連携により、協調して対処していくことが期待されています。
こうした背景の下で、国土交通省では、アジア太平洋地域の国・地域が一堂に会し、同地域のインフラ整備のあり方について意見交換を行うことを目的とした「第1回アジア太平洋地域インフラ担当大臣会合」を1995年9月に大阪で開催しました。
第1回会合には16の国・地域から建設事業担当の10閣僚12代理の出席を頂き、インフラ整備、住宅整備、都市開発等の幅広いテーマを扱う閣僚レベルの会合を今後とも継続していくことなどが合意され、アジア太平洋地域においてインフラ整備に関する国際協力・協調を推進していく方針が確認されました。
当サイトは、その方針を受けた、各国・地域のインフラ整備計画、建設関連制度、建設技術等の国際的に有用な幅広いインフラ整備関連情報の交流を目的として公開されています。