ホーム >> 政策・仕事  >> 河川トップ  >> リンク

河川局

鶴見川流域ネットワーキングの紹介
岸 由二(TRネット副代表)
2000.1.13 河川審議会管理部会

1.鶴見川とその流域

 町田市の多摩丘陵に発し、横浜、川崎の一部を経て東京湾に注ぐ、全長42.5キロ、流域面積235平方キロ、流域人口170万、市街化率85%の、典型的な都市の河川/流域。


2.TRネット設立の経緯

 流域で個々にネットワーク活動を推進していた源流のナチュラリストグループと、河口部のまちづくり・イベント系のグループが中心となり、流域人による流域交流を目指して、1991年に設立された。当初はイベント連携でスタートしたが、川づくり・環境・まちづくり等に係わる実践的な提案/活動の分野が広がっている。


3.理念と手法

 「流域地図(バクの形)を共有し、足もとの自然や文化の再発見をすすめ、安全・安らぎ・自然環境重視の川づくり、まちづくりを通して、自然と共存する持続可能な流域文化の育成を目指す、流域人の流域交流」。当初から、河川行政の流域計画(総合治水計画、河川環境管理基本計画など)に注目し、その市民側からの促進を目指す基本スタイルを維持している。連携手法は、持ち場をもつ自立的な市民団体の、ネットワーク活動。


4.組 織
 (1)参加団体
現時点で53団体。
 (2)事務局
流域総会・世話人会議を基礎に、事務担当組織をもち、事務執行機能のかなりを、有限会社・流域法人バクハウスが担当している。
 (3)プロジェクト
クリーンアップ、水質問題、生物多様性保全、流域ビジョン形成、福祉と川などの諸テーマのプロジェクトをたち上げている。
 (4)サブネットワーク
地元連携活動を強化するために、支流流域、本流区間流域ごとにサブネットワークを充実中。対応区間の河川管理者との情報交換や連携を軸に、地元自治体との総合的な情報交換や連携を工夫中。


戻る 目次 次へ
-7-

Copyright© 2007 MLIT Japan. All Rights Reserved.

国土交通省 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3

アクセス・地図(代表電話)03-5253-8111