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河川局

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記者発表

平成12年度海岸ゴミ実態調査の実施概要



1.調査目的

    (1) 全国における海岸のゴミの全体量を把握する。
    (2) 地域毎における海岸ゴミの特性を把握する。
    (3) 上記踏まえた、海岸ゴミの発生抑制や処理対策の推進。
    また、調査の実施に際して住民等の参加を得ることにより、ゴミの実態についての理解を深めることも合わせて目的としている。

2.調査の時期

    6〜8月に実施する海岸清掃に合わせて実施する。

3.調査実施海岸

     建設省の所管で、海岸でのゴミ清掃を実施している全国約450海岸において、海岸管理者が清掃を実施している市町村等の協力を得て実施する。

4.各調査の概要

    (1) 海岸ゴミの全体量把握調査
    海岸清掃の際に収集したゴミについて、重量によりゴミの全体量を把握する。

    (2) サンプリングによるゴミの種類別分別調査
    海岸毎にゴミが密集している区画(10m四方のエリア)を対象に、その区画内において以下の各項目で分別調査を実施する。なお本調査は、ゴミのサンプリング調査手法の開発も合わせて目的とする。


項目 目的
・以下の種類別(10種類)に重量を計測
(1)プラスチック・ビニール類(2)発泡スチロール類(3)金属類(4)紙類(5)ガラス・陶磁器類(6)木類(7)ゴム類(8)布類(9)海藻類(10)その他

・上記の種類をさらに用途別(プラスチック・ビニール・塩ビのペットボトル、ゴミ袋等)に、その中で多く見受けられたゴミを抽出

・海外からのゴミが多い海岸では、言語やバーコードから国を判別して、国別にゴミを計測

・種類別のゴミの分布状況の把握







・ゴミの発生源の把握





・海外から漂着するゴミの発生源の把握

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