平成11年12月に、多摩川及びその支川の浅川において3日間(平日48時間、休日24時間)の通日調査を実施した。
1日の測定値の変動を日平均値に対する最大変動幅の割合((日最大値−日平均値)/日平均値)でみると、ビスフェノールAについて多摩川関戸橋地点で30%、浅川新井橋地点で140%、17βエストラジオールについて多摩川拝島橋地点で70%、多摩川関戸橋地点で40%、浅川新井橋地点で30%の変動があり、これらの物質の濃度に経時変動があること、平日と休日ではその状況に差があること等の可能性が示唆された。なお、BODやSS等の一般的な水質項目と調査対象物質の相関はあまりみられなかった
|