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メダカは環境庁のレッドリストで絶滅危惧・類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている魚類ですが、今回魚介類調査についてとりまとめを行った47河川のうち約6割に当たる26河川で確認されました。このうち、前回も調査を行っている41河川について確認河川数を比較すると、前回の17河川に対して今回は20河川となり、確認河川数が3河川増加しました。 一方、マラリヤの媒介者であるハマダラカの幼虫の捕食者として日本に持ち込まれたカダヤシ(北アメリカ原産)は、今回とりまとめを行った47河川のうち6河川で確認され、前回も調査を行っている41河川について比較すると、前回の3河川に対して今回は6河川となり、確認河川数が3河川増加しました。 このカダヤシは、メダカと同じような場所に生息し、繁殖力の強さやメダカへの攻撃性(メダカの尾びれを食いちぎる、水底に追いやる等)からメダカへの影響が懸念されています。
前回調査と比較可能な河川における確認河川数の比較
平地から山地の水辺に生息するカワセミとそれよりやや上流に生息するヤマセミは、その姿が美しく、また、水中にダイビングして魚を捕える、河川の象徴的な鳥です。 今回、鳥類調査についてとりまとめを行った20河川について見てみると、カワセミは9割以上にあたる19河川で確認されました。また、ヤマセミは8河川で確認されました。
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