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河川局

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記者発表

平成14年度 地域と連携した川づくりに係る事業の
新たな登録・指定について




【個別事業の概要】
○水辺プラザ

 北上(きたかみ)川水系磐井(いわい)川(岩手県一関(いちのせき)市)
 一関市が集積を進めている公園、体育館、多目的広場・子供広場等の公共施設と連携した交流拠点として、市民の体験学習や自然とふれあう水辺の整備を行います。

 最上(もがみ)川水系最上(もがみ)川(山形県西村山(にしむらやま)郡朝日(あさひ)町)
 朝日町は、カヌーをはじめとした自然を活用した体験型観光を推進することにより、地域振興を図っているところであります。登録箇所は、その一環として、カヌー等の水面利用を促進するための交流拠点となる水辺プラザを整備するものです。

 富士(ふじ)川水系富士(ふじ)川(山梨県増穂(ますほ)町)
 増穂町では、中部横断道の増穂インターチェンジ及び甲西道路の周辺地域を核とした地区開発を進めています。計画されている道の駅及び河川防災ステーションと隣接した富士川への水際までの動線となる高水敷等の整備を行うことにより、施設全体の魅力を高め、観光客や地域住民に憩いの場を提供します。

 久慈(くじ)川水系久慈(くじ)川(茨城県東海(とうかい)村)
 東海村が久慈川に隣接して整備するスポーツ宿泊施設を核とし、河川敷に各種運動場や自然観察用の散策路等をバリアフリーに配慮して整備し、地域住民や宿泊客の憩いの場となる水辺の提供を図ります。

 利根(とね)川水系利根(とね)川(群馬県境(さかい))町)
 「境町利根川渡し船周辺整備基本計画」に基づき、利根川の豊かな自然と、舟運を中心とした歴史や文化を活かし、訪れる人々にとって魅力ある河川整備を行います。

○水辺の楽校プロジェクト

 石狩(いしかり)川水系雨竜(うりゅう)川(北海道沼田(ぬまた)町)
 ほたるの里である沼田町の市街地に隣接する雨竜川で、子ども達が川遊びや自然体験学習をできるように、市民団体や教育関係者など地域住民の方々と協力しながら、「楽しく安全に学べる水辺」を提供します。

 利根(とね)川水系永野(ながの)川(栃木県栃木(とちぎ)市)
 当該地区においては、ふるさと探検クラブと称するボランティア団体などにより、様々な自然体験活動が活発に行われています。これらの活動を活かすため、地域のボランティア団体などと連携しながら、子どもたちが安全で楽しく遊び、学べる水辺の楽校づくりを目指します。

 利根(とね)川水系中(なか)川(東京都葛飾(かつしか)区)
 水辺の遊びや自然とのふれあい活動、自然観察等の場としての活用を推進するため、葛飾区において予定している西水元公園(仮称)の整備と一体となって、緩傾斜護岸やワンドの整備を図ります。

 荒(あら)川水系荒(あら)川(東京都江戸川(えどがわ)区)
 高水敷に池、河岸にワンドを整備し、これらを水路で結ぶことにより多様な生物相の再生を図り、子どもたちの自然学習の更なる推進を図ります。

 利根(とね)川水系渡良瀬(わたらせ)川(茨城県古河(こが)市)
 渡良瀬遊水地で展開している自然環境の保全、湿地環境の再生の取組みとの連携を図りながら、隣接する渡良瀬川において、環境学習、自然体験活動の場として子どもたちが安全に自然とふれあえる水辺の整備を行います。

 天神(てんじん)川水系天神(てんじん)川(鳥取県倉吉(くらよし)市)
 河川へのアプローチ施設等の整備を行い、地域の団体である「おやじの会」を中心として取り組まれている、天神川を活用した自然体験活動をより充実させる水辺の楽校整備を行います。

 日野(ひの)川水系日野(ひの)川(鳥取県日吉津(ひえづ)村)
 日野川河口部周辺の豊かな自然を活かし、子どもたちが気軽に自然の生態系の中へ足を踏み込み、自然観察や散策などを行える総合学習の場として整備を図ります。

○ふるさとの川整備事業

 利根(とね)川水系前(まえ)川(茨城県潮来(いたこ)市)
 水郷のまち・潮来を流れる前川が、観光の中心としてより一層利用され、更に市民がアメニティを実感出来るような水辺空間の創造を図るために、散策路を兼ねた堤防管理用通路の整備や公園と一体的となった河川の整備を進めます。

○地域に開かれたダム

 琴(こと)川ダム:富士(ふじ)川水系琴(こと)川(山梨県牧丘(まきおか)町)
 琴川ダム周辺地域は、秩父多摩甲斐国立公園をはじめ、乙女高原や夢の庭園、霊峰富士山への眺望景観を背景に持っており、地元牧丘町には中央自動車道から約20分と首都圏からも約2時間程度でアクセスでき、年間約50万人の観光客が訪れています。そこで、ダム建設と合わせて民間活力の導入により、山梨県初の湖面利用や牧場を生かして、「緑の山並みとみず湖に囲まれたエコビレッジ」を整備コンセプトに魅力あるダム周辺地域の創出を図ります。

 滝沢(たきさわ)ダム:荒(あら)川水系中津(なかつ)川(埼玉県大滝(おおたき)村)
 滝沢ダム周辺地域は、秩父多摩甲斐国立公園の中にあって、昔ながらの清流と四季折々の山の風景は今でも豊かな自然の象徴であり、滝沢ダム上流の中津峡及び村内の三峰神社等は、年間約60万人の行楽客に驚嘆と感動を与えています。
 そこでダム建設とあわせて「豊かな自然と山の文化」の継承を基本理念とした交流施設、自然体験・学習施設等の整備を進め、地域の活性化を図ります。


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