> 新たに7箇所が『水辺の楽校プロジェクト』に登録
今年度より完全学校週5日制や小中学校における「総合的な学習の時間」が本格的に実施されたことなどを背景に、環境学習や自然体験活動のフィールドとして、身近に存在し、自然環境が豊かな川への注目が集まっています。国土交通省では、水辺での活動を安全かつ充実したものとするために必要な整備を行う「水辺の楽校プロジェクト」を平成8年度より推進しています。このたび別紙の7箇所が新たに登録され、全国で220箇所になりました。
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> 子どもたちの川の活動を積極的に支援
国土交通省では、『水辺の楽校プロジェクト』のほかにも、さまざまな角度から子どもたちの水辺での環境学習・自然体験活動を支援するため、以下をはじめとした取り組みを進めています。
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◆「子どもの水辺サポートセンター」の開設
国土交通省、文部科学省、環境省が連携して、市民団体、教育関係者、河川管理者等が一体となって身近な水辺での自然体験活動を推進することを目的に、平成11年度より『「子どもの水辺」再発見プロジェクト』に取り組んでいますが、昨年7月に、各地における活動の更なる推進を図るため、(財)河川環境管理財団内に「子どもの水辺サポートセンター」を開設しました。同センターでは、安全な水辺での活用をコーディネートできる人材の紹介や資材(ライフジャケットなど)の貸し出し、学校の先生方等を対象とした環境学習プログラムの講習会の実施など、ソフト面から水辺での活動を総合的に支援しています。
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◆「総合的な学習の時間における河川を題材とした活動」に対する助成
(財)河川環境管理財団の河川整備基金に、小・中・高校の「総合的な学習の時間」における川を活かした活動に対し、年間最高10万円の助成制度が設けられています。平成14年度分については、324校から申請があったうち319校が助成を受け、活動が行われています。
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