ホーム >> 政策・仕事  >> 河川トップ  >> 記者発表  >> 過去情報

河川局

Topics
記者発表

一級水系における河川・ダム湖空間利用実態調査結果の概要について
(河川やダム湖における水辺などの利用者が2億人を突破)


平成16年8月6日
国土交通省河川局

○概要

 国土交通省では、平成3年度より散策、スポーツ、水遊び等の河川およびダム湖の利用実態を調査する「河川空間利用実態調査」「ダム湖利用実態調査」を行っています。
 今回は、平成15年度に実施した全国の109の一級水系のうち108水系における、河川空間利用実態調査と、ダム湖利用実態調査(直轄管理78箇所、独立行政法人水資源機構20箇所のダム)の結果を公表するものです。(一級水系に加えて、沖縄の直轄ダムも含めています。)
 主な結果は、年間の水辺空間(河川+ダム湖)利用者は約2億489万人であり、河川の直轄管理区間(ダム湖の区間を除く)1qあたりでは約2万人、一ダム湖あたりの平均では約14万1千人であることが分かりました。
 なお、詳細な調査結果に関する資料については、下記の担当課において配布しております。

 
 一級水系における一年間の利用者の総数は、約2億489万人  
 
 一級水系(108水系)の直轄管理区間(ダム湖の区間を含む)の一年間における利用者の総数は約2億489万人(以下全て推計値)でした。前回の調査を行った平成12年度と比較すると1千万人以上増加しました。
 河川空間の利用者が1億9,104万人、ダム湖の利用者が1,385万人でした。  

 
 一年間の利用者の総数が最も多かった水系は、利根川水系 約3,429万人
 なお、河川単独(ダム湖の区間を除く)では、利根川水系 約3,305万人
 ダム湖では、宮ヶ瀬ダム 約135万人  
 
 一年間で利用者の総数が最も多かった水系は、利根川水系(茨城県等)でした。以下、2位・淀川水系(大阪府等)、3位・荒川水系(東京都等)、4位・多摩川水系(東京都等)、5位・木曽川水系(岐阜県等)の順です。
 なお、河川単独(ダム湖を除く)では、利根川水系(茨城県等)、2位・淀川水系(大阪府等)、3位・荒川水系(東京都等)、4位・多摩川水系(東京都等)、5位・信濃川水系(新潟県等)の順、ダム湖単独では、宮ヶ瀬ダム(神奈川県)、2位・御所ダム(岩手県)、3位・金山ダム(北海道)、4位・日吉ダム(京都府)、5位・三春ダム(福島県)の順となっています。  

 
 利用形態別では、散策が54.5%で最多
 なお、河川単独(ダム湖の区間を除く)では、スポーツの割合が増加
 ダム湖では、散策が32%で最多  
 
 利用形態別にみると、散策が54.5%と約半数を占め、次いでスポーツが32.7%であり、釣りと水遊びはそれぞれ10%に満たない状況です。
 なお、河川単独(ダム湖の区間を除く)でも、散策が52.2%と約半数を占めますが、スポーツの利用割合はここ3回の調査で増加しています。
 ダム湖単独では、散策が32%、次いで施設利用が29%となっています。  

 
 河川(ダム湖の区間を除く)における良好な水辺環境の指標となる
 夏の水遊び利用者数(1qあたり)が最も多かったのは、豊川水系 235人  
 
 良好な水辺環境を指標する夏の水遊びの利用者数(ダム湖の区間を除く直轄管理区間延長1qあたり)が最も多かった水系は、豊川水系(愛知県)でした。以下、2位・相模川水系(神奈川県等)、3位・仁淀川水系(高知県)、4位・高瀬川水系(青森県)、5位・網走川水系(北海道)の順です。  

○公表資料
 ・平成15年度 河川水辺の国勢調査(河川空間利用実態調査・ダム湖利用実態調査)結果の概要(PDFファイル 2.36MB)

問い合わせ先
国土交通省03−5253−8111(代表)
03−5253−8447(夜間直通)
[総括及び河川関係]
  河川環境課課長補佐森本 輝(内線35432)
係長竹中一滋(内線35433)
[ダム湖関係]
  河川環境課 流水管理室課長補佐岡村幸弘(内線35492)
係長松森 博(内線35484)


目次に戻る


Copyright© 2007 MLIT Japan. All Rights Reserved.

国土交通省 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3

アクセス・地図(代表電話)03-5253-8111