- 河川は、洪水や渇水などで象徴されるように流量が一年を通じて大きく変動し、それにより環境が形成されてきたものである。洪水調整や水資源開発、発電等を目的として建設されたダム等により、流量の減少、流況の平準化等を生じ、このため沿川住民等から川らしい景観の回復、河川に生息する生物の多様性の回復などが求められており、これを受けて建設省は様々な取り組み（別紙−１）を始めているところである。
- これらの取り組みの一環として、この度、河川が本来持っている役割や機能を回復するために、佐賀県にある直轄ダムの厳木ダム（九州地建、厳木ダム管理所）において、ダムの洪水調節容量の一部を利用して貯留した水を下流河床の洗浄等の効果が出るように放流するダムの弾力的管理の試行の中で試験放流を行い、河川流量の変動と生態系（特にアユとの関わり）等について調査、研究を行う（別紙−２）こととした。
記
| 実施期間： |
平成10年11月30日（月） |
午前８時頃〜午前１１時頃まで（ダム放流）
午前９時頃〜午前１３時頃まで（調査）
（天候次第では中止もあり得ます。） |
| 実施方法： |
松浦川水系支川厳木川 |
厳木ダムからの貯留水放流
（試験最大放流量 毎秒 9.9ｍ3程度） |
| 調査内容： |
河川状況調査 |
下流代表地点における河岸断面、河床の形状、流量、流速、水質等
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生物調査
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付着藻類、底生動物等
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問い合わせ先
河川環境課
開発課
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建設専門官 足立 敏之
建設専門官 川上 義幸
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（TEL:03-3580-4311(EX3332)）
（TEL:03-3580-4311(EX3373)）
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