
河川概要
歴史を育み 未来を拓く 紅花のみち 最上川
日本三大急流の一つに数えられる最上川は、山形県米沢市と福島県北塩原村の境にある西吾妻山にその源を発し、幾つもの渓流を合わせながら、米沢市の中心を北に流下し、荒砥狭窄部(白鷹町、朝日町)や三難所のある大淀狭窄部(村山市)、最上峡(戸沢村、庄内町)を抜け、酒田市地先で、日本海に注いでいます。途中の支川を合流させると流域面積7,040km2、流路延長229kmの一級河川です。
最上川は狭窄部と盆地を交互に繰り返す地形が特徴で、これらの狭窄部における流路は、川幅の狭隘、更に川底の岩盤露出が見られるなど複雑な地形構成となっています。また上流にある沿川市街地では、狭窄部の影響を受けて、度々甚大な洪水被害が発生しています。 その流域は扇状地として出羽丘陵の西側に広がる庄内平野からなる下流部に分かれ、県土面積の約8割、全44 市町村のうち12市23町3村を擁し、その人口は県人口の約8割を占める約 100 万人と山形県の社会・経済・文化の基盤となっています。また、自然環境に優れており、山形県の「母なる川」として深く県民に親しまれています。 ![]()
下田橋付近(河口より191km付近 川西町、南陽市)
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大淀狭窄部(河口より100km付近 村山市)
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流域図・位置図![]() 関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |