
河川概要
菊川は、静岡中西部の太平洋側に位置し、その源を掛川市粟ヶ岳(標高532m)に発し、東の牧ノ原台地、西の小笠山丘陵に挟まれた低平地を蛇行しながら南に流下し、下小笠川や牛淵川等多くの支川を合わせ、遠州灘に注ぐ幹川流路延長28㎞、流域面積158㎞ の一級河川です。
菊川流域の地形は、洪積台地と丘陵を中心として、それを取り巻く山地、低地、海岸平野の各種の地形により成り立ち、古大井川の扇状地として堆積した砂礫層をのせる牧ノ原台地が東側の稜線を造り、小笠山丘陵が西側の稜線を造っています。また、河口部の海岸部沿岸には海岸砂丘が形成されて堤内地盤が高くなっています。このような地形的特性により、稜線と河岸砂丘に囲まれた菊川下流域一体は、内水被害が起こりやすい窪地状の地形となっています。 ![]()
地盤高平面図
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菊川断面図
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流域図・位置図![]() 関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |